点、線、奥行

WOWOWぷらすと
「ジョゼフ・ゴードン=レヴィットを語る」。

松崎健夫さんと中井圭さんとともに、ジョゼフ・ゴードン=レヴィットの歴史を辿りながら『ドンジョン』に向かって語りました。

前回のニコラスケイジ同様、一人の役者をたどると見える線があって

わたし自身の線とも照らし合わせて考えることができて奥行きが増します。

子役から始めて現在は脚本監督もつとめつつ、堅実に活動している姿は

十歳でこの仕事をはじめたわたしが、この四月に新しい環境に飛び出た理由と勝手ながらとても重なって。

わがままを通したいのとはちがって、

ただ真摯に誠実にたのしく何かを作りたいからこそ、同じ思いでいられるひとに出会える自分になりたくて。

うまく説明ができないから、間違ってるのかなあと不安になることもたくさんあるけれど

きょうのお話を経て、間違ってないかもしれないと、これまた勝手ながら勇気がでました。

放送中にうまく言葉にできなかったことがくやまれますが、きょうもほんとうに贅沢な時間でした。

自分も芝居をしつつ、こんなふうに語る場にも居られるなんて夢のようです。

考えたり感じたり、語ったり演じたり、その中で循環して探求していくしあわせです。