TOHO予報

映画『セッション』を観に、できたてのTOHOシネマズ新宿にいってきました。

『セッション』については22日のWOWOWぷらすとで大いに語るとしまして。

TOHOシネマズ新宿。

あの大きさ、新しさ、新宿というまちのど真ん中にできたこと。

そのはじまりを体感できたことは、きっとこれからさき大きなことになるんじゃないかとぼんやりおもったなあ。

はじめて映画を観たのはたしか、まだ四、五才で、それも新宿でした。

わたしが映画のことを思い出すとき、90年代後半の薄暗くてあやしげな新宿を思い出すのはきっとそのせいだな。

そこにいくまでの電車や、まちのにおい、地元とのひとのちがい、映画館の閉鎖的な雰囲気

スモーキーによみがえります。

大きくひらけたTOHOシネマズが、歌舞伎町のど真ん中を照らす姿は

これからの新宿をどう照らすのかしら。

まちはおもいでに刻まれるからな。

どきどきしながら、その先をみつめています。