かくいうわたし

おはようございます。

きょうのライブ。

実はわたしなりの挑戦が詰まっていて

なんと、山岡竜弘さんとのコラボレーションでものがたりをつくりました。

わたしは、ことばは大好きですが
ものがたりを書こう、と思うことがほんとうに苦手で

それなのに、脚本家デビューをしてからずっと、脚本家という一面を連れて歩いてきて。

そのことにずっとうしろめたさがありました。

そんななか今回、企画の関森絵美さんが、
「マリカのことばがすきだから、きかせてほしい」と言ってくださりました。

さらに、山岡竜弘さんとわたしをつないでくれました。

絵美さんの感覚は花束をつくる少女のようで、
少女に摘んでもらってひとつの花束をになったわたしたちは、何をするか考えました。

そのはなしあいではじめて、
山岡さんとわたしが、書くことへの苦手意識で、重なっていることを知りました。

絵美さんが、挑戦の日にしたいと言ったそのことばを思い出したわたしたちは

書くこととの戦い、ふたりでひとつのものがたりを作ることに決めました。

実はオリジナルのものがたりを発表するのは、「東京少女 福永マリカ」以来、7年ぶりとなります。

挑戦。

どうしても踏み出せない一歩を踏み出すのに必要なのは、一人の気合ではなく、だれかの存在なのだと知りました。

山岡さんとつくったちいさなものがたりに

今晩、さらに、絵美さんの息が吹き込まれます。

あなたに逢いたくて下北沢

たくさんのいろいろが逢えたその時

きっと何年も動かなかったものが、ゆっくりやさしく動き出す気がしています。

このものがたりに、たくさんの息がふきこまれ、かたちをかえ、動き出すことをたのしみにしています。

こんばん19:30からです。
下北沢ろくでもない夜で、おあいしましょう。