四半世紀反省期

25歳になりました。

編み物をするようになったり

食べ終わった食器をすぐに洗えるようになったり

移動中に本を読めるようになったり

なんでもない時間を、満足に過ごせるようになりました。

些細なことが、やっとできるようになって

さあ、25歳です。

だけどできないことは山ほどあって

誕生日だって関係なく、きょうもできなかったこと、たくさんあったなあ。

とくに

なにかをしてもらうってことが、ほんとうにへたくそで

そこにうまれる責任や、いろいろが、本当に受け止めきれなくって

だから誕生日って、
ほんとにうまくいられなかった。ずっと。

でも、してあげたいとおもうなら

ちゃんとしてもらうことが、できなきゃいけない。

愛を叶えるのって本当に難しくって

たぶん一生つまずくなあ。

だけど

愛をあげたいと思うのはいつだって自分で

愛をしているのは自分だよな。

他の誰でもなく自分の責任だ。

だから、受け取る側は責任を感じることないし

愛をしたなら、潔くあろう。

たがいがそうしたのなら

自然に愛が湧いてきて

まただれかに愛をしたくなってたまらなくなって。

そんなふうがいいよなって、そうおもう。



例年より、日常にまぎれこんだ誕生日は

ああ、少し大人になったんだなあ、と思わせる。

それでもたくさんのお祝いのことばをいただき

自分の生まれたこと、生きてること

ちゃんとおもいかえしたりして

やっぱり特別な誕生日です。

いつも、本当にありがとうございます。

たくさん、たくさん

惜しみなく愛をして、

すごしていきたいと、おもいます。

25歳も、どうぞよろしくお願いします。