「でる」
鵺的『フォトジェニック』の記録
さて、今回の「シークレット出演」。
劇場にお越しいただけた方のみ
その秘密をおたのしみいただけたわけです。
だけどせっかくなので、
どんなふうに「シークレット」だったのか
ざざっとまとめてみようと思います。
ご覧頂いた方も、ほくそ笑みつつおたのしみください。
①シークレットチラシ
おさらいですが、これもわたし。
まずはここからはじまりました。
手タレデビューでもあります。
②開場中アナウンス
上演中の諸注意などをお伝えする
アナウンスを担当しました。
アナウンスデビューでもあるはずです。
③映像パート1
物語のはじまりとなる映像にも
カメラのフラッシュの間、
視認できないレベルの瞬間で、そこにおりました。
監督:手塚悟さん 撮影:岩永洋さん
人物デザイン:林摩規子さん
出演:ハマカワフミエさん 橋本恵一郎さん
大晦日の豪華な布陣で、紅白撮影合戦。
③映像パート2
笠島智さん演じる、
怪奇現象に襲われたモデルの腕を代役しました。
腕タレデビュー。
④紙袋の人
主人公のカメラマンに頼まれて隠しカメラを設置する、
紙袋を被った謎の協力者、
これもわたしでした。
お金を受け取ると成長して手が生えてくる、
という設定にしてました。
⑤映像パート3
とみやまあゆみさん演じる、
中野サンプラザで待ち合わせのオカルトライター。
その後ろをちらり。
駅のホームに、ちらり。
手塚監督、とみやまさん、制作の加瀬さんと
悪巧みの顔。
サプライズの準備、のきもちですね。
高揚しておりました。
そういうわけで、気づけば全映像パートに、
ひっそり大胆出演コンプリートしていました。
おわかりいただけただろうか…
⑥電話出演
物語も終盤。
橋本恵一郎さん演じる主人公のカメラマンに、
生電話しておりました。
楽屋にはこのような装置があって、
その時が来たら舞台上とつながります。
そして、電話を終えると
舞台の上に姿をあらわし、ついに出演。
カーテンコールで「内緒だよ」と幕を閉じる、
という仕掛けでございました。
…いかがでしょう。
はじめからおわりまで、
ずうっと、いたでしょう。
こんなに様々な形で出現するとは、
ほんとうにぜいたくです。
たくさんの場所で、
たくさんのかたとご一緒できて
それがまた、とてもうれしかった。
水面下に存在し続けて、
裏も表もたっぷりあじわいました。
おまけ
ロビーで販売していた
オリジナルポスターのポップも、つくりました。
せっかく重厚なポスターなのに
文化祭みたいになってしまって、反省してます。