夏火

部屋の外で小学生がワンワン泣いていた。

そういえばまだ夏休みか。

7日目の蝉みたいに、夏の終わりに泣いているのかね

と勝手な想像を膨らませてしまった時点で、25歳でしかないなあとおもう。

やあね、いやあね。

電車に乗ったらまだ午前中で、何か凄く不思議な感じ。

今朝はもっと長いこと、部屋の中で過ごしたような気になっていた。

やったことといえば、蕎麦を食べたくらいなのに。

いまから、そうだなあ、13年ぶりくらいのかたにあってくる。

ここ数日は、待ち合わせも、偶然もふくめて再会がつづく。

いや、今年入ってずっとかな。

おのずと過去のじぶんにも会う。

5年くらい前にタイで買ったブレスレットが目に入ったので、多分5年ぶりにつけてでかけてみた。

片手でつけるのがむずかしいかたちだったんだということをおもいだした。



さて、この秋のはなし。

1日かぎりの二人芝居をやるます。

芝居とトークの60分
『関口と〇〇の女』
9/14(木) 19:00/21:30
SARAVAH東京 渋谷

「雨の女」
作・演出 ジェントル
出演 関口アナム、福永マリカ

ご予約はSARAVAH東京サイト内フォームより

ライブハウスでのイベントです。
作・演出は、ぷらすとでもお世話になっているジェントルさん
共演はなにかとご縁のあった関口アナムさんです。

アナムさんはほかでもない、この企画のどまんなか。

3日間で3種の二人芝居をなさいます。

他の日の台本も拝見しましたが、とても面白い。

アナムさんは、とてもキュートでみていたくなるおひとです。

初共演ですが、密に二人でお芝居できてとてもたのしいです。

ぜひ、みにいらしてください。

ドリンク付きなので、ごゆるりと。



そして今週末26日は
お世話になっている映画監督・手塚悟さんの月一上映会にゲストMCとしてお邪魔します。

なんと山梨は甲府にて。

遠出したいと思っていたので、わしゃぴちぴちはねてよろこびました。素直。

山梨は手塚監督のうまれた地。

手塚監督の作品『EVERY DAY』はとってもすきで、ゆれるカーテンのようにささやかに日々がおりなされるのが心地よいのです。

今回上演するのはそれに加えて短編3作で、こちらはまたまったくちがった風合いの作品。

ゲストMCということでどんなふうにお話を伺おうか、とてもたのしみ。

手塚監督のもつ空気に触れるとき感じていた不思議にも、触れられそうです。

甲府のかたはぜひ。
こちらは詳細ですね。



夏もまだまだたのしいな。

泣くな、小学生。

わたしも形なき宿題にいそしみます。