ライオンの毛並みの夕暮れ

夕暮れが燃えてた。

ぞっとするくらい燃えてた。

みんなカメラをかまえてた。

わたしもカメラをかまえてた。

毎日ここに何かを書くことにして

すると毎日何かを書くために思考するし

些細なことを膨らませて思考する。

だけど、書くほどのことでない
というか書くためのことでしかない

とおもう文章がうかびそうになって
そういうときは文字を消す。

カメラにおさまるための景色はない。