こんせんとれいしょん

眠れない夜の対処法として
「視界と思考の焦点をずらしてぼんやりさせてゆく」というのを昨今発明したのだけれど

それって、わたしが日々起きている時に、無意識にやっていることだと、気づく。

散歩も、そのひとつで
あることを一定時間続けているとそのモードに入ることができる。

ちょうど、焦点をずらして見る3Dアートで

ぼやけた焦点の向こうに、そこにはない絵が見えるように

ぼやけた視界と思考の先に、いちばん考えたいことが考えられるような

そういう感じがとても心地いい。

わたしはときどき「集中力おばけ」と呼ばれることがあって

自分のことをとても散漫な人間だと思っていたからひたすらに恐縮だったのだけれど

このモードというか、ゾーンみたいなのに入る習性が、そう呼ばれているのかもしれない。

とにかくその時間がいちばん心地よくて
いちばん余計なことを考えずに済む。

散歩、単純作業、活字を眺める、数独、料理

そういうときに、起こりやすい時間。

今日もそのモードの中でいろんなことを考えいた気がするけれど

これと言って何のことを考えていたのかはわからない。

そんなことを繰り返してたら、9月も最後の日。

え、うそ!と一瞬はっとしたけど

よくよくかんがえてみたら、あれもそれも9月の出来事だったので

しっかりたっぷり過ごしていた。

いろいろあった。

みなさん、おつかれさまです。

年末に向かってダッシュしはじめている音が、近寄ってきています。

その足音のリズムにまた無双モードをもらって

集中力おばけはゆきます。