ケイオス

好きな路地を見つけて

そこでの暮らしを想像する。

コーヒーがあって、カレーがあって、
日々のポケットみたいにあんしんの路地。

今ない暮らしを想像する。

とてもいいな、とおもう。

うるわしいとおもう。

とおくへむかうきもちはつづく。

だけどその路地に下北沢の幻影をみて

だから下北沢がすきなのだとあらためてかんじる。

とおくからちかくへ

ちかくからとおくへ

ひともまちもそんなふうに。



ひさびさに全身をうごかした。

全身で受けとめて
そのまちの風のやわらかさやあかるさをみた。

今年はどこまで走るんだろう。

だれと走るんだろう。

どんどんカオティックになってきて

喜怒哀楽もいそがしいけれど
カオティックなまるごとをしんじるからだでありたい。

わたしのからだに必要なものは
日々生きてから決める。

生きながら決める。

喉が渇いたら水を飲むように
生きながら決める。

そのためには
喉が渇いた感覚に嘘をつかないこと。