生きていて楽しい



生きていて楽しいです。

いつおわっても悔いがないとは
こういうことなのではないかと思いました。

うそだろそんなもんあるかよ
という声も頭の中で聞こえますが

不意にそう思えたので信用しています。

何ができているか、ということでなく

毎瞬間、本当に美味しいのです。

甘い味も、苦い味も、酸っぱい味も、しょっぱい味も
すべて新鮮で自然な味がして

たまらなく心身に沁み渡るのです。

なんだか、心臓が強くなりました。

内側がマッチョです。

毎日、そんな、内側の筋肉量の変化を
ひしひしと感じている不思議です。

ひとって本当にうごめいているのだなあと
じぶんのことをみつめながら学び

生きるって飽きないですね。

昨日は、新人監督映画祭にて
『不感症になっていくこれからの僕らについて』
初上映を無事に終えました。

満員札止め
お越しいただいた皆様、本当に有難うございました。

わたしも予定がうまく行き
上映に立ち会うことができて
本当に良かったです。

この作品に参加し、演じ、
あらためて
この仕事は面白いと感じました。

とてもゼロの状態で
ただそこにいて、聞いたり、話すことができ
そんな現場作りをしてくださった
全員に心から感謝しました。

品田監督と映画祭で会って話していて

わたしはわたし自身と芝居を
切り離せないということがよくわかりました。

なにごとも、じぶんごととして
感じたり考える

そのわたしのくせを、品田監督が
作品の中で力に変えてくれたことが
とてもうれしく
これからのわたしの自信になりました。

作品がこれから、たくさんの旅に出て
たくさんの人に出会えるように
ずっと手を添えていようと思います。



日々、情報も、経験も、感情も
時間を超えておそってきて
渋滞しています。

だからこんな自分ごとの雑記ですが
ひとつずつ書き残すことで
日々を次へ送っていくことにします。

まだまだ、話は尽きないのです。