このたび、株式会社ギフトに所属いたしました。

平日チーム
『リブ・リブ・リブ』限定シャッフルキャスト公演
@下北沢CONA
9月27日(水) 9:00
ご予約はこちら

『いつものいつか』(脚本)
@下北沢CAFE VIZZ
9月10日、17日、24日(日)9:00
ご予約はこちら

◉ミュージックビデオ

KANA-BOON『バトンロード』
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シンクロリウム『ロングスリーパー』
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◉映画
『漫画誕生』
2018年夏公開予定

◆エンターテインメント深堀トークバラエティー


2017年1月31日

すしばーそんぐ

一月も終わりますね。

なんだか時が交差する地点になって

波が高くなったりもしたけれど

さかなたちもたくさんあつまって

よい一月でした。

きたる春へ向けて

うんとやすめた後半でもあって

きょうなんか、ずっと編み物してたな。

よるには姉とたらふくのお寿司を食べに出かけて

まったくめでたいやつです。

ぐるぐる回る回転寿司の

おいしそなのを取りつつ

たべたいものをたのんで。

ながるることと

わたしのゆくほう。

まじわるところでまじわって

きちんと時はめぐるのである。

2017年1月28日

はるのよそおい


エプロンをつけて、料理をした。

すると、

腰がキュッとしまって

心もグッとしまって

料理に向き合う気持ちになった。

そんなおかげか
とてもおいしい煮物ができた。

きちんとタッパに入れて、保存した。

つまみぐいは、しなかった。

寝るときはパジャマを着、

起きたら着替え、

エプロンをつけて朝ごはんをつくる。

はずして、食べて

お洒落着にイヤリングとネックレスをつけて、

少し高いヒールの靴をはいて、

おでかけする。

その時と、場所にあった服を着る。

すると、きゅっとしたり、だらんとして

1日がもっといろどりゆたかになる。

そんなことに気づけたことがとてもうれしくて

ちいさなことが、とても、おおきい。


✴︎ ✴︎ ✴︎

3月、舞台に出演することになりました。

Superendroller
『monster & moonstar』
2017.3/24(金)〜28(火)
@VACANT原宿

脚本・演出:濱田真和
音楽:古舘佑太郎
照明作家:渡辺敬之

出演
樋井明日香  椎名琴音
小川紗良
福永マリカ 田原靖子 島田惇平 鹿間康秀 明石泰葉
フカツマサカズ 川村亮介 濱田真和

チケット発売は2/18


物語をひとあしさきに読んだのですが
とてもささやかで、
だけどとてもおおきなことが描かれていて

それをたまらなく
おみせしたいなあとおもいました。

このちいさなまちと
わたしのおおきな宇宙のこと、おもいました。

同年代の、気鋭の方々と
あたらしい春がむかえられそうです。

とてもみずみずしく
おもしろいことになるとおもいます。

たのしみにまっていてください。

2017年1月27日

価値のすみか

きょうは、いい日だ。

ちょっとまえに、ふっときめた

「お財布を買う日」がおとずれた。

このブランドで買おう!と考えていたのだけど

なんとなく、きのう、

お財布をひたすらみる旅に出た。

そうしたら

あ!いい!とおもうものが

おもしろいことに、どれも
日本の革製品だった。

それできづいたけれど

ブランドでえらぶのでなく

名付けられた価値でえらぶのでもなくても

いい!とおもうことには

なんとなく理由があるのだなあ。

これだ、とおもう、財布に出会えた。



家に着いてからも

インターネットでそのお財布の写真をみて

ほかのものとみくらべても
やっぱりいいなあ、うれしいなあ

とかんじたので

身の回りの人たちにその写真を送りつけまくり

お嫁に迎えるひとを紹介するかのように、
自慢をして(迷惑)

ついに、むかえにいってきた。



ああ、うつくしい、わたしのお嫁さん。

その身はお化粧箱につつまれて

たいせつにわたしのもとへやってきた。

正直にいうと、予算はちょっとはみだしたけれど

えらびゆくうちにどこからか

いまのわたしが高価だとかんじるものを
と、おもうようになった。

何年後かのわたしに、にあう財布。

何年後かのわたしへ
いまのわたしからの、おたより。

なにより、
そんなお財布をおくりだしてくださった店員さんとお店がとても気に入り

こんなふうでありたい
こんなものたちに囲まれて暮らしたい
そしてそれを大切にできる自分になりたい

と、感じ入った。

すこしずつでも

自分のなかの価値が、
すてきになっていくといいな。

きょうはそんな、はじまりの日。

2017年1月24日

きのせい


すきなおんがくかに

まちで、そうぐうした。

ともだちとまちをあるいていたら

ふんわり、そのひとはまいおりた。

そのおんがくかは

わたしのともだちの ともだちだったようで

あんまりにもふつうに、ことばをはなしていた。

息をしていた。

木の芽からうまれたとしかおもえないような

そのひとは

ともだちをはぐすると

ひらひらと手をふって

またふんわりと、まいあがっていった。

わたしは「すきです」とつたえた。

「すきです」は

木の芽の中に、ふううううんとすいこまれていった。

駅までのみちを、ともだちとあるいた。

おんなじまちの、地つづきのみちが

まったくちがう場所だったみたいにかんじた。

あの場所だけ、きりとられたみたいにかんじた。

またもどったって、そのおんがくかは

もうどこにも、いないきがした。

ふつうにはなしていた
そのおんがくかのこえは

うたごえとおなじ、風のような密度で

「ありがとう〜」

そのこえが
まだわたしのからだのなかをすりぬけてる。

2017年1月23日

永遠という嘘



珈琲が飲めずに、紅茶を飲んでいた。

布団から出られずに、ずっと横になっていた。

そういう日だった。

イッセー尾形さんの背中に、
胸が苦しかった。

ドラマ『カルテット』のはなし。

ひとにはひとの、いきかたがあって

どうにかしてそれをまもれないものかとおもってしまう。

全員分。

そんなことをいっていると

ひとにふれるたび

いたいいたい、とうずくまってしまう。

だけどこんなとき、近ごろは

ほしのことをおもいだす。

原子と原子が出会って、はじめて発光すること。

それはうつくしいだけではないけれど

ゼロが、イチになること。

いたいいたい、も

そのいたみなのだと、おもう。

まいにち、おもう。

ただしさも

おもしろさも

すきも

すてきさも

うつくしさも

すべてべつの線を描く。

それぞれがまじわりあって
なにかができている。

ぐわんぐわんと
その交差点を変えながら

うごめいている。

きっとわたしがほしいものは

そのうごめきがとまったら
なくなってしまうもので

だから決定を下すことができないのだと思う。

これからも、ずっと。



紅茶がおいしい日があって

布団が気持ちいい日があっても、いいと思う。

また外の空気に触れて

いたい、きもちい、やさしい

がうまれるときが、すぐにくるから。

2017年1月21日

ひとかげ

鵺的『フォトジェニック』の記録 最終回

ここで、出演の皆さまをご紹介しようと思います。

早船月子役:奥野亮子さん

亮子さんには、なんやかんや
昨年5月の『悪魔を汚せ』から
ずうっとお世話になっています。
『フォトジェニック』とは、このことだなあ、
とおもう美しさに
時が経って少し慣れつつも、
やはり再確認し、驚いたりしていて
鮮度が薄れません。


三崎彩名役:川添美和さん

胃袋が似ていて、同じものを食べたくなるから
ずうっと食べ物の話をしていた、美和さん。
好きな食べ物でできたその人は
好きな成分でできていて
とてもここちよかったです。


町田古雅音役:小崎愛美理さん

えみりさんには、
自身が主宰されているフロアトポロジーの公演で
ずうっとお世話になっていました。
久々に再会したえみりさんは、
うんとつよくなっていたけれど
うんとやさしく、しなやかになっていらして
ああ、またこうして会えて、本当に感謝です。


打村瑠衣役:堤千穂さん

かわいさにうつつを抜かしていると、賢くて
賢さに気を引き締めていると、
かわいさにボディーブロウをくらう。
そんな千穂さん。
瑠衣とはまったくちがうひとだけれど
自然に存在しているところはそっくりで、
その魅力に翻弄されていました。



そして、この4枚の写真を撮影されている
カメラマン役:橋本恵一郎さん

わたしにとっては普段からミステリアスで
こういう色気もあるのだなあ。
はしけーさんのとる写真は、空気の色をしていて
そのなかにうつる女性も、瞬間の表情を見せてくれて
これまたどきっとします。


といったわけで



連動企画
橋本恵一郎写真展『フォトジェニック』
2017年2月3日(金)〜8日(水)
12:00〜20:00
新宿眼科画廊
入場無料

開催されます!
はしけーさんによって写し取られた
女優5人。

連動企画ですが、
本編とは異なる女優一人一人の魅力が
これでもかとばかりに溢れ出ているとおもいます。

展示しきれない写真がほとんどで、
もったいないほどなのですが
厳選されたその写真たちを
ぜひごらんください。


まだまだおわらない、『フォトジェニック』。
ひとまずですが、この記録はこれにておわりです。
お読みいただき、ありがとうございました。

高木登さんをはじめ

作品をともにした、たくさんのすべてに
ご来場頂いたお客様に、あらためて
ありがとうございました。

焼き付けて、次へ、ゆきます。

「でる」

鵺的『フォトジェニック』の記録

さて、今回の「シークレット出演」。

劇場にお越しいただけた方のみ
その秘密をおたのしみいただけたわけです。

だけどせっかくなので、
どんなふうに「シークレット」だったのか

ざざっとまとめてみようと思います。

ご覧頂いた方も、ほくそ笑みつつおたのしみください。


①シークレットチラシ
おさらいですが、これもわたし。
まずはここからはじまりました。
手タレデビューでもあります。

②開場中アナウンス
上演中の諸注意などをお伝えする
アナウンスを担当しました。
アナウンスデビューでもあるはずです。

③映像パート1
物語のはじまりとなる映像にも
カメラのフラッシュの間、
視認できないレベルの瞬間で、そこにおりました。
監督:手塚悟さん 撮影:岩永洋さん
人物デザイン:林摩規子さん 
出演:ハマカワフミエさん 橋本恵一郎さん
大晦日の豪華な布陣で、紅白撮影合戦。

③映像パート2


笠島智さん演じる、
怪奇現象に襲われたモデルの腕を代役しました。
腕タレデビュー。

④紙袋の人
主人公のカメラマンに頼まれて隠しカメラを設置する、
紙袋を被った謎の協力者、
これもわたしでした。
お金を受け取ると成長して手が生えてくる、
という設定にしてました。



⑤映像パート3

とみやまあゆみさん演じる、
中野サンプラザで待ち合わせのオカルトライター。
その後ろをちらり。
駅のホームに、ちらり。
手塚監督、とみやまさん、制作の加瀬さんと
悪巧みの顔。
サプライズの準備、のきもちですね。
高揚しておりました。

そういうわけで、気づけば全映像パートに、
ひっそり大胆出演コンプリートしていました。
おわかりいただけただろうか…


⑥電話出演
物語も終盤。
橋本恵一郎さん演じる主人公のカメラマンに、
生電話しておりました。
楽屋にはこのような装置があって、
その時が来たら舞台上とつながります。

そして、電話を終えると
舞台の上に姿をあらわし、ついに出演。
カーテンコールで「内緒だよ」と幕を閉じる、
という仕掛けでございました。



…いかがでしょう。

はじめからおわりまで、
ずうっと、いたでしょう。

こんなに様々な形で出現するとは、
ほんとうにぜいたくです。

たくさんの場所で、
たくさんのかたとご一緒できて
それがまた、とてもうれしかった。

水面下に存在し続けて、
裏も表もたっぷりあじわいました。

おまけ
ロビーで販売していた
オリジナルポスターのポップも、つくりました。
せっかく重厚なポスターなのに
文化祭みたいになってしまって、反省してます。



2017年1月20日

ねはんのごはん



鵺的『フォトジェニック』の記録

稽古を越えて本番に至っても
「ともに出演している感」がいつものようには湧かず

秘密にしているから、というのもあるけれど

ほんとに出てるのか?

と自分自身おもうこともありました。

不思議な体験。

客席と舞台の上を
常に跨いでいるような感覚で

でもなんだかそれが、

舞台上の人たちとは異世界の、少し超越した存在を演じるには

ちょうどよかったのかもしれないなあ

と、今思っております。

祁答院雄貴お兄さん



秋月三佳お姉ちゃん


『悪魔を汚せの』の兄弟も来てくださって
もちろん出演を知らなかったから、びっくりしてくれました。

面会で会えると
病院のお見舞いみたいでとてもうれしかった。

息を殺してると、そんなことが嬉しい(笑)

わたしのみならず
上演中ずっと舞台上に座っているという状態だった出演者みんな


なんとなく心身ともに解放を求めていたのか

そりゃあもう、よく食べました。




ちらっ



わたしもいたのよ、の図。



タイ料理好きが集まったせいで

わたしのタイ料理好きが大爆発。




寝ても覚めても、タイ料理のことばかり考えていた…

おかげでわたしは、涅槃的な芝居ができた気がします。



つづく…

2017年1月18日

稽古場童

鵺的トライアルvol.1
『フォトジェニック』の記録


稽古場にだって、座敷童のように
ずうっといました。


存在のアピールに必死な座敷童。



やさしくてたのしい、出演の皆様。


誕生日までサプライズしてもらって


ひっそりと努めていたのが
ふいにはなやかになってビビる私。


そして解放、喜びの舞。
それに何故かのってくださった鵺的・奥野亮子氏。

本当にありがとうございました。



稽古場はいつも、ホラー作品とは思えぬほどの和やかさで

たくさん試して、失敗できて、

いちばんよいかたちを探してゆける

とてもすてきな場所でした。

ほとんどワンシーンしか登場しなかったので、

とってもよく稽古を見ることができ、これもまた贅沢な経験。

いつもは自分が内側に入っているから気付けないけれど

こんなにまいにち、変化してゆくものなのだなあと感じ
心から面白く、勉強になりました。

そのぶん最後のシーンに登場するのは
なかなかに度胸がいるなあと感じていましたが

気負いがいちばん邪魔よね、と、
ひたすら感じた本番でした。

…つづく

影を写す

子供の頃

くだらない嘘がつききれず

親に謝り泣きついた記憶があります。

そのくらい、嘘は苦手です。

それは、善人だというわけではなく

単に小心者で、肝が弱いだけなのですが

今だって、小さい嘘がすぐバレるたちです。

役者なのにね。

私は去年からずっと、とても大きな隠し事を持って暮らしました。



1/10〜15まで
鵺的トライアルVOL.1
『フォトジェニック』に
シークレットキャストとして出演しておりました。

昨年5月、『悪魔を汚せ』に出演してすぐ

一切クレジットを出さずに出演する
というお話をいただき、あれから半年以上

親にも兄弟にも友達にも誰にも

言ったら東京湾に沈める(笑)という絶対の秘密を抱えて暮らしておりました。

はあー肩凝った!!!!!

告知できず申し訳ありません。

そして、お越しいただけたかたがた
本当にありがとうございました。

こんなに大々的に秘密を抱え
さらには暴くことのできる経験もおそらく稀で

非常にたのしい日々でした。

あまりにも長期にわたって沈黙をつらぬいたもので

なにからどう、つまびらかにしてゆけばよいのかよくわかりません。

少しずつ

事実も心身も共に、解いてみてもよろしいですか。

よかったらどうか、お付き合いくださいませ。

今日は銭湯に行って、まず一段階、だいぶほぐれたところ。

そんなわけで

こちらは、第一弾。



『フォトジェニック』仮チラシの中でもとてもレアな一枚。

他のチラシが出演の美女たちの写真だった中で、手だけのショット。

これが、実は、私の手でした。

ひそかにずうっと、いたんです…。

2017年1月14日

やさしいはなしをしよう。

やさしいはなしをしよう。

とりあえずきょうは、
やさしいはなしをしよう。

こんなにすこやかなあおぞらをあおげるのは
きょうだけかもしれないから。

いつかくるあまぐもに
きをとられるにはまだはやいから。

やさしいはなしをしよう。

とりあえずいまは、
やさしいはなしをしよう。

かなしみも、うれいも
いかりにかえてしまうにはまだはやいから。

いかりはすべてをとめてしまうから。

やわらかなつぎへのたいわを
とめてしまうから。

やさしいはなしをしよう。

できるかぎりのいままで

やさしいはなしをしよう。

2017年1月12日

辛幸

きのう、トムヤムクンラーメンをたべたら

おいしいが過ぎて

一日中、ああおいしかったーって言ってた。

わたしは反芻動物らしく

ひとつの感動をながらくあじわうことができる。

燃費がいい。

いや、だけどとにかくそのトムヤムクンラーメンはおいしくて

アメイジングだった。

鮮烈な感動って、たまにあるな。

実は今日もまだおもいだして

おいしかったなーって言ってる。

ものすごくおいしかったな。

25歳にもなりましたし

すきなたべものでも箇条書きしておきます。

・タイ料理

・そうめん

・白菜

・レモン

・豆類

・納豆

・鍋もの

・ぽん酢

・たことわかめの酢の物

・ポトフ

・ラタトゥイユ

・味噌汁

いまのところ、そんなふうです。

2017年1月11日

きがあう

気に入りのものを持ち歩いてると

それだけで元気がでる。

水筒と、ケータイカバー。

どちらも木の素材。

どうやらわたしは、木の素材のものが
とってもすきらしいことを知る。

木とか、籐とか、土とか
自然の素材がすき。

ぬくみをかんじるからかな。

とってもあんしんする。

まえに、すてきな作家さんのつくったうつわを持ったら

まるで握手をしているみたいなきもちになった。

手を、感じたのだ。

そのことが、わすれられない。

どれだけ経っても、
肌が思い出すなあ。

そういうものを、買える人になりたいよ。

手の温度や、皮膚のやさしさに

ちゃんと投票できる人でいたいよ。

きんせんにふれる

財布を買うことに決めた。

いまの財布がいやになったわけでもないけど

なんとなく、財布を買おう!と決めた。

あたらしくしよう!と決めた。

欲しい財布も、
買う日も、決めた。

1月27日。

なんとなく、大安だから。



そうとなったら

それまでに、なにか仕事をきめなきゃ!
と、おもった。

そうしたら、よりいい財布が買える。

これはわたしにゃ、
なかなかにあたらしい順序で

あたらしいきもち。

欲しいものがあるって、いいことだなあ。

2017年1月9日

一汁一切

さいきん、

味噌汁さえあれば

朝のわたしも、晩のわたしも、
満足することに気づき

欠かさず味噌汁のある状態にしている。

具は、その日の、
いい野菜や豆腐でいいし

味噌は早織ちゃんから仕送りでもらった、とても美味しいのがある。
(早織ちゃんは、わたしによく、仕送りをくれる。とことん甘えて暮らしている)

だからいつも

おいしい味噌汁にありつくことができる。

朝はそれにたまごをおとした煮麺にしたりもするし

よるはどんぶりいっぱいにたべたら大満足。

なんて万能な料理なんでしょう、と

その価値を再確認している。

野菜はごろごろ切るのが好きだったけど

このごろは、薄く小さく上品にする。

小さな変化で、

いつもの自分の料理の味も、
がらりとかわる。

料理ってほんとにおもしろい。

エプロンや、おいしいごはんのエッセイも、このごろいただいたから

いっそうたのしい。

食は、なんとなく、リズムだとおもってる。

さんぽも、リズム。

ことばも、リズム。

わたしのすきなものは、リズムに溢れてる。

みみをすますときこえてくる

くらしのなかの、ささやかなリズム。

2017年1月8日

運とこしょ


最強運ランキング2017で

山羊座 申年 O型 が、一位だった。

それはまさにわたしのことで

やったあ、とよろこんでいたけれど

よく考えたら

十二支 × 十二星座 × 血液型四種 = 576

というわけで

576分の一位、なのであった。

すごい。

確率の計算なんて久々にしたわ。

驚いたわ。

姉曰く

そんな運勢、平等に回ってきても

576年に一度なわけで

やはりすごい運勢。

わーい、ってもんです。

計算するまで気づかなかったから

計算するまで気づかなかったように

のんきにのんびり、過ごしたいと思います。

きっとそんなふうがいい。

必要なときに、必要なことは

おのずとやってくる。

必要なときに、必要な心持ちに

きっと、なるでしょう。

2017年1月7日

こうこうする

むねがいっぱいだと

ことばがでなくなる。

わたしにもよくわからない

ふわふわしたものが

おなかからのどまでふくらんで

なんにもでてこなくなってしまうのだ。

こんなにことばがすきで、
こんなにことばを書くのがすきなのに、

そういうときには、どうしようもない。

そういうときほど、ことばにして

ちゃんとだれかにわたしたいのに

わたさなきゃならないのに

こまったものである。



きょうは、朝劇下北沢のイベントで

誕生日のお祝いをしていただきました。

てっさんこと、寺田有希さんが作ったイベントは

新年がぱあっと花開くような
ひたすらたのしくて、よく笑う時間。

てっさんがしっかり立っていてくれるから

みんな両手広げてあそびまわっていました。

わたしもそんなふうで

こころは全裸、遊びに夢中だったもので

とつぜんのサプライズに、

ほんとうにほんとうにおどろいて。

どうにもむねがいっぱいになっちまった。

朝劇メンバー、朝劇のお客さま

みんなみんながあつめてくださったおもい。

こんなにもたくさん、というほどにいただき

わたしになにができてるだろう?と
あほなわたしは、一瞬考えてしまったけど

けど、でも、

なにができてたかなんかよりも

なにをしようか!でいいんだ!って

みなさんのやさしい表情をみつめて、
心の底から湧いてきて

ああ、もう、どこまでもがんばっちゃおう!!

と、またあらたに腹がきまりました。

いちねんぶん、を、ぎゅっといただいて

ロケットみたいにゴーッと

それをもやしてゆくのだと、おもいました。

こんなにもたくさんを、
ほんとうにありがとうございます。

たいせつにおもってくださり、
ほんとうにほんとうにありがとうございます。

たくさんを、あつめて、いただいて

煌々と、きらめかせてゆきます。

2017年1月6日

潔論


正々堂々、って

運動会の開会式でしか聞いたことなかったけど

まいにち、正々堂々くらしたら

すっきりくらせるのかもしれない。

ひとに対して。

わたしに対して。


腹の底が澄んでいる方が

なんたってくらしやすい。

美味しいものも、美味しく食べられるってもんです。

2017年1月5日

白い約束

三が日と誕生日が一気にやってきて

祭りのように去っていくのが

わたしの正月です。

今年は早々にはたらきはじめ

いっそうにぎやかなお正月。

初詣で祈ってすぐに

こうしてからだをうごかすことができるのは

とてもうれしいです。

今年、と、25歳の目標は、

ちいさいものからおおきなものまでいろいろあります。

いちばんおおきなのは

演劇で、賞を取ることです。

わお

とんでもないことを言ってしまったので

そこにむかっているあしどりを、
ちゃんとたしかにふめるよう

ただただ誠実にゆきます。

なによりも

すてきだなあ、大切だなとおもう人たちと

そのときとなりで同じ景色をみたい、というのが目標で

だからいつも共に歩める

かわらず、かわりつづける、
わたしでいたいなあ。

ひととして、だなあ。

まいにちまいにち

目の前のたのしいことを、ぱちぱちはじけさせてゆこうっと。

2017年1月4日

四半世紀反省期

25歳になりました。

編み物をするようになったり

食べ終わった食器をすぐに洗えるようになったり

移動中に本を読めるようになったり

なんでもない時間を、満足に過ごせるようになりました。

些細なことが、やっとできるようになって

さあ、25歳です。

だけどできないことは山ほどあって

誕生日だって関係なく、きょうもできなかったこと、たくさんあったなあ。

とくに

なにかをしてもらうってことが、ほんとうにへたくそで

そこにうまれる責任や、いろいろが、本当に受け止めきれなくって

だから誕生日って、
ほんとにうまくいられなかった。ずっと。

でも、してあげたいとおもうなら

ちゃんとしてもらうことが、できなきゃいけない。

愛を叶えるのって本当に難しくって

たぶん一生つまずくなあ。

だけど

愛をあげたいと思うのはいつだって自分で

愛をしているのは自分だよな。

他の誰でもなく自分の責任だ。

だから、受け取る側は責任を感じることないし

愛をしたなら、潔くあろう。

たがいがそうしたのなら

自然に愛が湧いてきて

まただれかに愛をしたくなってたまらなくなって。

そんなふうがいいよなって、そうおもう。



例年より、日常にまぎれこんだ誕生日は

ああ、少し大人になったんだなあ、と思わせる。

それでもたくさんのお祝いのことばをいただき

自分の生まれたこと、生きてること

ちゃんとおもいかえしたりして

やっぱり特別な誕生日です。

いつも、本当にありがとうございます。

たくさん、たくさん

惜しみなく愛をして、

すごしていきたいと、おもいます。

25歳も、どうぞよろしくお願いします。

2017年1月3日

うみ

とてもどきどきしている。

自分に期待したり、失望することは余計だと何度も思いつつも

それでも緊張してしまうことがあって

なさけないなあ、とおもう。

もうあと数時間もすれば、25歳になる。

この頃気づいたけれど

わたしは早生まれだから

「25歳の学年です」と自己紹介をする期間が長く

なんだかそれが心の準備になっているようだ。

まだ25歳か、って、そんなかんじ。

ともだちは「四捨五入したら30だよ?」っていってたけど

四捨五入しなくていいんだよ。

25は、25だからね。

24歳は、一生やってこない。

一生やってこない24歳は

うまれたてみたいな毎日だったから

二度もうまれちゃってラッキーだなあとおもう。

わたしはほんとうによくまちがえるから

なんどもうまれたてみたいなきもちになるんじゃないかなって、そんなきがしてる。

まちがえるたびに

腹の底からかわりたいとおもう。

かわれないんだけど、

うまれかわったようにだれかをたいせつにしようとおもう。

あたらしく、出会い、だきしめようとおもう。

なんどもなんども

ことばがわからなくなって

おぎゃあしかいえなくなって

ああ、なさけないねって

くりかえす、くりかえす。

ぐるりぐるりと転がり続けて

どんどんちいさくなれないかな。

ああ、ちっちゃいなって

そしたらこんなにちっぽけな心臓

大きくすることないのにな。

なさけないねえ

まだまだあおいねえ。

まだ25歳か、なんて、ぜんぜんいえないねえ。

しかたないねえ
それじゃ、これから、。

2017年1月2日

ほしいまま


『崖の上のポニョ』をみて

ああ、上善如水、だなあ、というか

世に言われる常識とか、言葉だけで仕入れた知識なんかよりも

そのものが、そうあるように、あるということが

なによりもたいせつだよなあ、とおもっていた。

そんなことをおもいかえしながら、

いちにちのおわりに電車に揺られていたら

目線の先に、夏に出会った少年を見つけた。

その少年は、私とまるきり誕生日が同じで

そのことで、夏にひと盛り上がりをした。

声をかけることに1分ほどまよったけれど

今声をかけないと二度と会えないかもしれないし

なんだかそういうことのような気がして

立ち上がって声をかけた。

その瞬間、遠くに座っていた少年の他人の顔が

ぱあっと顔見知りの顔に変わって

ああ、声をかけて、ほんとうによかったとおもった。

わたしたちは、目一杯の誕生日前祝いとして

たがいに盛大な拍手を送ってわかれた。

きっとまた会えると思う。

今日は、三日月に金星がとっても近づく夜で

ほしのめぐりを、うんとかんじた。

ずっとよい日々を暮らすって

まいにちたゆまぬ努力をしつづけることじゃなくって

どんなにとびきりの幸せが舞い降りても

どんなにどん底に突き落とされても

このおだやかなしあわせを力強くまもってゆこうとする

そういうことなんじゃないかなあと

なんとなく、かんじた。

2017年1月1日

福朗

あけましておめでとうございます。

あたらしい年のはじまりは

おれんじ色のクモが床をテコテコ歩いていて

ヒイィと思って逃げようとしたら

そいつがわたしをめがけて近づいてきて

ギャアァとなってよく見てみたら

おれんじ色のふくろうにかわっていた

という夢でした。

おれんじ色のふくろう。

おだやかなふくがやってきそうな、よきはじまりです。

おいしい年越しそばと雑煮もつくることができて

ああ、日々をつくるものをよくするって

ほんとうにたいせつだなあ、とかんじています。

ささやかなよろこびを、

たいせつにたいせつに

なんどもなんどもおもいだしてあじわって

ちいさなちいさなひだで

うつくしいなあとおもう日々をつくってゆきたいとおもいます。

みなさまにも、ささやかなしあわせが、ふりつもる

そんなまいにちになりますように。

本年もどうぞ

よろしくお願い申し上げます!